映画を観た記録

映画の感想を書きます

シン・ゴジラ

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備えよ常に

 

 

一時帰国中に観たうちの一本。
大ヒットのおかげでロングランとなり、10月に入ってもまだ公開され続けてたのでありがたく観てきた。

 

今までにゴジラシリーズを一本もまともに観たことがないんだけど、
エヴァウルトラマンはよく観てたのでいろんなところで既視感があって楽しかった。

とくにゴジラの不気味さや、目が合いそうなスケール感が全体的に悪い夢っぽくて好印象。
日常なのにゴジラの周りだけ非日常で、「え?マジ?夢?」ってにわかに信じられなくて逃げ遅れるパターン あるある。

小さい頃に見ていたらトラウマものだな〜、とくに蒲田に上陸したやつ
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たくさんのちびっ子たちに観てほしいな〜

 

冒頭のクソ展開

巨災対が組織されるまでの、日本と日本人の悪いところを凝縮したようなクソ展開に「あ〜〜〜〜もうだめだ虚構でも現実でも日本終わった…死」
と絶望させられ続けた。ツラい。

とくに、「まだ人が残っています!→ 撃たない → もっとひどいことになる

この展開を目撃するの、今まで生きてきて何度目だろう 気が遠くなりながら思った 
決められない人たち、私に託してくれれば何でも決めてあげるのに…

そんな泥のように停滞した烏合の衆を蹴散らし華々しく登場して空気を変えてくれたパタースン特使、一瞬で好きになった。
なんかこの人色々言われてるけど、おっさん政治家の顔面アップ絶望パートばっかり見せられたあとの石原さとみはめちゃくちゃキュートに見えて後光がさしてました

 

ヤシオリ作戦の地味さ

目標を転ばして口開けさしてその中に重機のアームを突っ込んでお薬ごっくんさす!
作戦の地味さが日本人らしくて嬉しくなってしまった。
これがハリウッドの派手な映画だったら、なんらかの特殊な技術によってミサイルに搭載可能になった凍結液をゴジラの口にブチ込む作戦が立案され、唯一の難点である「誰がどうやってゴジラの口をワイドオープンさせるか」ってところで主人公(誰?)が「私がやります!」と危険な任務を買って出る…というアルマゲドォンな展開が予想される

無人在来線爆弾という、「自我に目覚めた電車たちが都民のために奮起した」みたいな突撃のシーンは胸が熱くなって、あ〜都民だったことがあって良かった…とジーンとした。
というか、全体を通して知ってる街がぶち壊されたり知ってる街に大本営が設営されたりして、あー知ってる知ってるっていう共感パワーで映画が3割増しで楽しかったな
ところで「在来線」って言葉は東京でも通じるんですね。

 


ゴジラ地震とか天災みたいなものだってみんな言ってるし…

みんなで力を合わせた結果、凍結作戦が成功して日本に平和が訪れた
めでたしめでたしだ

実際に巨大生物が東京を襲った際の良いケーススタディになったと思いますので
有事の際には「悪即撃」で宜しくお願いします

もう誰も迷わないでね…