映画を観た記録

映画の感想を書きます

Latter Days

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映画自体は大したことないが JGL の演じた役がとても良かった。

 

 

 

本国では2003年公開、日本では2005年に映画祭で上映されたきりの映画。

モルモン教の宣教師としてLAにやってきたアーロンは、隣に住むゲイのクリスティアンといろいろあって急接近…しかしモルモンの戒律的にゲイは御法度であった…
というような話。

 

主人公のアーロンはモルモン宣教師らしく朴訥で穏やかで好感が持てる。

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性格もいたって真面目で友だち思いで家族思いのいいやつ。友だちになりたい。


が、一方のクリスティアンは…

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スト2のケンとディズニーのアラジンが混ざり合って絶妙に三次元化した風体に狩野英孝を足したような外見をしている。
それだけでもキツイのに、さらにゲイらしさが激しくトッピングされとてもギラギラしており、この「クリスティアン」という存在に慣れるまで時間がかかった。

良い方に考えれば今時なかなかお目にかかれない系ハンサムって感じがあるので、レアキャラに遭遇したと思えないこともない。

モルモンの掟に背いてまでこいつに走るなんて、よほどアーロンにとってクリスは魅力的だったのだろうが観てるこっちとしては全く魅力を感じなかったのであんまり感情移入できなかった。
クリス役が違ったらもっと入り込めただろうか…それはあるかもしれないがじゃあ誰が良かったかって考えても一つも意見が思いつきません。

 

・JGLが演じたポール・ライダー

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ポール・ライダーは主人公アーロンと一緒にLAにやってきたモルモン宣教師四人組のうちの一人。
THEモルモンらしくこうやって主人公と一緒に布教活動をしてる。
素敵な笑顔で訪問してくるが実際は口が悪くケンカっ早いしかなりアグレッシブな性格をしているので、こいつ本当にモルモン教徒か…?と疑いを持った。

観れば観るほどに良いキャラだったのでもっとストーリーに絡んで欲しかった。
こいつのためだけに2回もこの作品を観てしまったほどに…
あとモルモン教の戒律とか習慣に妙に興味がわいてしまった
この話は長くなりそうだからあとで蛇足カテゴリにまとめよう。

 

全体的に低予算な雰囲気が隠しても隠しても滲み出てきていて妙な貧相さがあった。
B級にすら到達できないC級?C級なんてあるの? とにかくなんというか「免許更新の時に見せられる交通事故防止啓発目的の短いVTR」的な雰囲気がそこかしこにあった。背景と音楽に金がかかってないせいだと思う。
映画の発散する雰囲気について考えさせられた良い機会だったかも(ポジティブに捉えれば)。

ただアーロン役のスティーヴ・サンドヴォスとJGLは本当によかった。この二人のおかげで作品が救われてると思う。

真面目に宣教師として活動をし、困っている隣人を助けただけなのに何の因果かひたすら宗教と家族にボコボコにされていくアーロン…単純にかわいそう。最後は報われた感じが少しでもあったので良かったかな。