映画を観た記録

映画の感想を書きます

YOUTH

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少なくともあと20年、いや30年は生きてからもう一度観たほうがいいなあ

 

 

引退した作曲家でもあり指揮者でもあるフレド(マイケル・ケイン)が友達の映画監督ミック(ハーヴェイ・カイテル)と娘のレナ(レイチェル・ワイズ)と一緒にスイスのホテルに滞在してたらそこでいろんなことが起こって…

という話

 

マイケル・ケイン83歳、 ハーヴェイ・カイテル76歳で、主にこの二人のジェントルメンを軸に話が進んで行く
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なんだかいろんなシーンがぼんやりふんわりただただ過ぎて行ったのは、自分が未だにこの二人の半分も生きてない小娘だからだろうな。何事か思うには人生経験が足りなすぎるんだと気付いたら腑に落ちた。

端々引っかかったところといったら、パロマ・フェイスの顔面を ハーヴェイ・カイテルが disってるシーンとかパロマ・フェイスを見てると美しさとは?と考えさせられて興味深い)、若いマッサージ師役のルナ・ミヨヴィッチがかわいいな(矯正器具つけてる子はなんだか二割増しでキュートに見える)とか、そういう表面的なことばかりだった。
まあそれはそれでいいんだけど。

 

ジェーン・フォンダにボロクソ言われたあと、草原に過去の女優たちの幻を見ているあたりから急激にただのお爺さんと化した!と思わせるハーヴェイ・カイテルの演技に驚いた。

人は目標やモチベーションを失うと簡単に生きる気力がなくなるんですね。
なんでもいいんだろうが、自分が高齢者になった時のために自分の内面をどうにか耕しておかないとまずいな、としみじみ思った。

 

調べたら監督したパオロ・ソレンティーノ氏はまだ45歳ってうっそー!いやうっそーもクソもないがとにかく意外に若くて驚いた。劇中の監督じじいくらいの年齢の人が撮った映画かと思っていた。

グザヴィエ・ドランと同じで、きっと人生をすでに何回か経験しているから色んな年代の人の気持ちがわかるのだろう…

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