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映画を観た記録

映画の感想を書きます

CHAPPIE

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悪い奴はすべて消えて欲しいと願いながら観た

 

 

ニール・ブロムカンプ監督作品は District 9 だけ観たことがある。
なぜだか自分から積極的に観ようとは思わないんだけど、観始めるとすごくおもしろい。

 

チャッピーの清らかな心が、ワルからの教育でワルに染まりそうになっているくだりがマジで気に食わなくてハラハラしていた。
ていうか冒頭から、毎日悪いことしかしてない上に、弱いものいじめしてなんとも思わないヨハネスブルグのワルたちに100%の反感しかなくて、
悪の組織は一人残らず粉々になるまで壊滅しろ!!!
と思い続けていた。

 

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ニンジャの腹に入っている「tension」てタトゥーが最初からすごく目に付いた上に気に入らなくて(髪型も気に入らねえ!)、チャッピーにもそれ入れるんかい(怒)!と怒っていたら、追い討ちのごとく現れた終盤のテンションでさらにムカッときた。

 

大体、なんで最後の方で「実はニンジャはそんなに悪い奴じゃなかったんだテヘペロ」的なムードになってるねん(怒)!!と一人でさらにムカムカっときていた(誰も賛同者はいなかった)。 

ワルたちの悪い教育 VS チャッピーの清い心 に着目して観ていたためにハラハラしっぱなしだった。

 

最後の展開は、こんなに追い詰められて退路を断たれて未来が見えない〜〜〜!!って状況がサアッ…と開けた感じがしてすごく好きだ。
ただのハッピーエンドじゃなくて、どうにでも転がっていける広がりのある未来が開けた感じがあってすごく良い。 District 9 もそんなエンドだったし、この監督はそういうのが好きなんだろうな。

 

すごいちょっとしたことだけど、会社に乗り込んできたチャッピーにビビって、シガニーウィーバーがダッシュで逃げる際に、ちゃんとコートとカバンを持って行ったところリアルで良かった。私もそーすると思う。

あとほんとにどうでもいいのだが、ニンジャがチャッピーに「Run, Forrest, Run!」って言っててものすげーフォレストガンプ観たい気分になった。

 

こういう現実でありえない映画を観てると、実際どうやって撮ってるの? チャッピーは人間が演じてるの? それとも全部CGなの? ムースとかどうなってるの? などなど疑問が尽きないのでメイキング的なものを探してみたらあった。


Chappie (2015) Making of & Behind the Scenes (Part1/2)

シン…とした現場で、ひとり狂ったようにムースを操る演技してるヒュージャックマンがいて、皮肉でなく役者ってすごいわぁ…と思った。現場には効果音とか音楽かからないもんね。

 

チャッピーが健全に育って嬉しい映画でした。